その他の保険

・貯蓄保険
生存保険を基本として死亡保険を組み合わせた保険のことです。保険期間は短期3〜5年と短期なので、短期間の貯蓄が主な目的となります。

メリット  : 年齢制限の上限が高い。(70歳・80歳とするものが多い。)
      : 医師による審査がない。
      : 保険料は一律である。
デメリット : 死亡保障は各社の商品によって異なるので注意が必要である。


・ロングタームケア保険(介護年金保険)
主治医の判定により、障害の状態を3段階に分け、その段階に応じて給付金が支払われる保険のことです。

・三大疾病保障保険
がんと診断された場合はその時に、急性心筋梗塞と脳卒中は発病後2ヵ月経過後に、一括して保険金が受け取れる保険のことです。

メリット :一括して保険金が支払われる。
デメリット :保険料が割高である。
      :皮膚ガンや狭心症など保障されない病気がある。


・がん保険
がんと診断されると、まとまった給付金を受け取ることができますし、入院・通院費や在宅治療費、がんで亡くなった場合の死亡保険金などが支払われる保険のことです。がん以外でなくなった場合の死亡保険金は低く設定されています。

・こども保険
こどもの教育資金・結婚資金などのためや、親が早い時期に亡くなった場合にも併せて保障をする保険のことです。こどもが満期時までに亡くなった場合には、払い込んだ保険料と同額程度が死亡給付金として支払われます。

メリット  :満期前にもお祝い金として一時金を受け取れる。
      :契約者が保険期間中に亡くなった場合には、それ以降の保険料の払込は免除される。
      :契約者が保険期間中に亡くなっても契約は継続し、満期時には満期保険金が支払われる。
デメリット :祝い金として満期前に受け取った場合と、据え置いた場合ではトータル的に受け取り保険金額に違いが出る。


・変額年金
一般的に最低保障がなく、保険会社の運用によって年金額が変わる保険のことです。

・変額保険
保険会社の運用によって死亡保険金、満期保険金、解約返戻金が変動する保険のことです。

・簡易生命保険
郵便局で取り扱っている国営の生命保険のことです。

メリット :医師による健康状態の審査が不要である。
     :職業による加入制限がない。
     :特約保険料が不要である。
     :郵便局の窓口で加入ができ、電話をすれば外交員が訪問してくれ便利である。
     :還付金(解約返戻金)の率が民間の生命保険よりも高い。
デメリット:保険金額に制限があるので、高額の保障を希望する人は利用できない。
     :民間の生命保険より、保険料が割高である。


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